自律神経失調症

自律神経のバランスが崩れてしまう原因として、具体的に下記などが挙げられます。

●夜勤勤務や夜更かしによる不規則な生活

人間は自然と生命維持のため昼間は交感神経（活動的）が活発になり、夜には副交感神経（リラックス）が活発になります。

夜間勤務や残業などで不規則な生活を続けてしまうと交感神経が活発な時間が長くなり、副交感神経への切り替えが難しくなってしまいます。

●仕事や人間関係での過度なストレス

職場関係や友達、または親族に至るまで、自分と合わないと感じるタイプの人がいることは多くあります。些細な一言で怒りを感じたり悲しくなってしまったりすることもあるでしょう。

または、自分が発した一言で相手を傷つけてしまうのではないか、嫌われてしまうのではないかと不安に思うこともあるかもしれません。

こういったストレッサー（刺激）によって正常時とは異なる歪んだ反応が負荷となり、許容値を超えたときに「ストレス反応」として心身に影響を及ぼします。

●女性ホルモンの影響

女性は「エストロゲン」「プロゲステロン」というふたつのホルモンにより身体のコントロールをしています。初潮がはじまるころから分泌がはじまり、更年期を過ぎて老年期のころにはエストロゲンの分泌はほとんどなくなります。

ふたつのホルモンバランスが保たれていればいいのですが、ダイエットや睡眠不足によってバランスが乱れると心身へ影響を及ぼすことがあります。

当院では自律神経失調症に対して。鍼灸で経絡に沿って全身のバランスを整えアプローチをしていきます。

特に灸頭鍼という鍼と灸を使った施術方法を行い不調の改善を目指します。

鍼で皮膚に与えられた刺激は、反射的に自律神経を介して血管や筋肉に働きかけます。その反射的な刺激が自律神経のコントロールに効果があります。

加えて鍼の上にもぐさを巻き付ける灸頭鍼では、もぐさを燃やしツボを加熱することで心地よい暖かさが鍼を伝い、からだの深部へと広がります。

じんわりと温泉につかっているような温かさを感じることができ、高いリラックス効果に期待が持てます。

身体が不調で病院に行っても原因が分からない方や、他院で治療されたが改善しない方は当院にお任せ下さい。