腰痛がつらい

その姿勢や動き「腰」へ負担をかけているかもしれません・・・

腰痛は、男女問わず、30代以降の方は一度は経験しているのではないでしょうか？それほどお悩みの方の多い症状となります。

腰痛は、腰そのものに問題がある場合だけではなく、日常の様々な習慣やストレスなどが、「筋肉の疲労」や「血行不良」を引き起こし発症しています。

どのようなことが腰痛の原因となっているか、ご自身の生活の中で当てはまるところがないか、一度生活を振り返ってみましょう。

●姿勢は悪くないですか？

腰痛の原因の一つとして、「姿勢の悪さ」が挙げられます。

猫背、反り腰、座っているときに足を組むなど思い当たる姿勢はありませんか？

姿勢が悪いと腰の周辺の筋肉へ大きな負担がかかってしまいます。普段から正しい「腰への負担が少ない」姿勢を意識して生活するように心がけましょう。

【正しい立ち姿勢】

正しい姿勢といってもいまいちピンとこないかもしれません。

正しい姿勢とは「土踏まずと耳を結ぶラインがまっすぐ」となっている姿勢です。

姿見の前に立って、頭の上から引っ張られるような感覚で、軽くあごを引いてお腹を引っ込めて背筋を伸ばしてみてください。この姿勢が正しい姿勢です。

あなたが、特に意識しない姿勢が下記のような姿勢であれば、腰への負荷が発生しているかもしれません。

●片足重心になっている

●お腹が前にぽっこり出ている

●背中が丸まっている

●お尻が突き出ている

【正しい座り姿勢】

実は一番腰への負担が大きいのは「座る」姿勢になります。

椅子などに座るときも、正しい姿勢を意識しましょう。

座る姿勢の基本は、しっかり背骨と首が伸びていることです。

「椅子が高すぎる」「低すぎる」場合も腰へ負担がかかります。自分の身長にあった椅子に座るようにし、背もたれにあまり頼らないようにすることもポイントです。

正しい姿勢は、腰痛の軽減・予防に繋がるだけではなく、腹筋やインナーマッスルの強化、基礎代謝の向上など様々なメリットがあります。

●運動不足ではないですか？

運動不足による筋肉量の低下も腰痛の原因となることがあります。

腰は、「腹筋」と「背筋」で支えられています。この腹筋と背筋がきちんと機能しているからこそ背骨はＳ字カーブを維持できるのです。

しかし、加齢とともに、筋肉は衰えます。そこに運動不足が重なることで、より筋肉は凝り固まり硬くなってしまいます。そうすると腰回りの柔軟性が低下し可動域の範囲が狭まり、いつも通りの動きをするだけでも痛みが発生してしまいます。

「腹筋」と「背筋」を効果的に鍛えられる運動の中で、簡単なものは「ウォーキング」です。

痛みが強くないようならば、一日10分からウィーキングを始めてみましょう。