頭痛がつらい

頭痛の種類は多くありますが、主に、ドクンドクンと脈打つように痛む「血管拡張型頭痛」と後頭部を中心に頭が締め付けられるように痛む「緊張型頭痛」が有名です。

【血管拡張型】

「血管拡張型」とはいわゆる片頭痛を指します。

この片頭痛でお悩みの患者様は、男性よりも女性が多く、特に30代の女性の割合が多いと言われています。

痛みの原因としては、脳の血管が拡張することで周辺の神経を刺激し炎症するためと考えられており、はっきりとした原因は解明されていませんが、ストレスや強い光、音、匂いなどが一つのきっかけになるのではといわれています。

【緊張型】

「緊張型」の頭痛は、成人している日本人の5人に1人が悩んでいるとも言われており、発症数が多い頭痛になります。

痛みの原因としては、頭のまわり、肩や背中の筋肉が緊張することで発症すると言われています。痛みの範囲は片頭痛に比べて広く、後頭部、肩、背筋にまで広がって痛むこともあります。

筋肉の緊張には、長時間の悪姿勢や運動不足、ストレスが大きく関係しており、これらの状況下に長く置かれることで、頭、首、肩などの筋肉が緊張し血流が悪くなることによって蓄積された老廃物が神経を刺激して痛みが発生します。

お子さんを抱っこしている腕がいつも同じ側になっていたりしませんか？

特定の姿勢を長時間していないか、一度注意してみましょう。

当院では、頭部や頸部への直接的な施術と共に、生活習慣や体質などから痛みの原因を見極め、症状によっては「遠隔治療」として手足の経穴（ツボ）にも鍼灸を施していきます。

頭痛の原因の一つに、冷えいより血流が悪くなっていることが挙げられます。

特に女性の方は冷え性でお悩みの方も多いのではないでしょうか？

西が丘整骨院では、灸頭鍼という体を芯から温め、血流を改善できる施術方法を行っています。

お灸や鍼は聞きなれている方も多いですが、「灸頭鍼」という施術方法をご存知ない方もいらっしゃるかと思います。

灸頭鍼とは、鍼の上で灸をすることで、ツボへの刺激と温めることを同時に行うができるのです。

頭痛に対してのアプローチとして、「頭痛に効果の高い経穴（ツボ）へ刺激を加える」だけでも改善は望めますが、そこに灸の温かさを加えることにより心身がとてもリラックス状態になり、ストレスの軽減にも期待が持てます。